- 開催区分
- ハイブリッド型
- 研修会名
- 令和6年度高知県リハビリテーション専門職等活用事業研修会
【申込受付終了】
- 開催日
- 2024年12月15日
- 締切日
- 2024年11月17日
- 開催時間
- 10:00-12:15
- 実施主体
- 高知県歯科衛生士会
- 単位数
- 2 単位
・特定コース c 在宅歯科医療の基礎 Ⅴ 栄養管理(1単位)
・臨床研修 b 摂食嚥下機能療法の基本技術 Ⅲ-A 摂食嚥下障害の病態論(1単位)
- 定員
- 50 人 (Web ライブ配信定員:50 人)
- 受講料
- 高知県の歯科医療従事者のみ受講可・無料
- 会場
- 高知学園短期大学 5号館 521講義室または各自受講場所(収容人数:100人)
- 会場住所
- 〒780-0955 高知県高知市旭天神町292‐26
詳細情報
・演題1.ライフコースを通じた口腔機能への対応を考察する~高齢期の口腔機能を考える~
2.ライフコースを通じた口腔機能への対応を考察する~乳幼児期?壮年期の口腔機能を考える~
・講師名1.沼田 由起 氏
2.沼田 和治 氏
・所属1.医療法人 静高会 うぐるす歯科医院
2.医療法人 静高会 うぐるす歯科医院
・職名1.理事長・歯科医師
2.副院長・歯科医師
・時間1.10:05‐11:10
2.11:10‐12:15
・内容1.人生100年時代と言われる現代、日本の高齢化率はすでに世界随一の水準となり、2040年過ぎには高齢者数がピークを迎えると言われている。健康寿命を延伸する、つまり地域の元気な高齢者を増やすためには、栄養と口腔機能の問題は特に重要視されるところである。社会的背景、高齢者の生の声を通して、「治し支える医療」とは何かを一緒に考えていきたい。
2.近年、高知県において少子高齢化が進む中、口腔における問題も時代とともに変化している。子供のう蝕罹患率は減少傾向にあり、8020達成者は全国で50%を超え、残存指数に関する要件は年々改善傾向であることが伺える。しかし一方で、「歯があっても噛めない」という声もあり、食べる・飲み込むことの機能習得不足・衰退が日々の臨床において見受けられるようになった。このことは、今年度導入された歯科診療所における施設基準である口腔管理体制強化加算をみても、口腔機能の問題が表面化していることがわかる。食べる・飲み込むことは生まれてから最期まで、絶え間なく続く生命の架け橋であり、その問題に対峙するためには、1人の患者さんの人生を通して診る必要があり、地域のかかりつけ歯科医としてどのようなサポートをするかが重要である。本セッションでは、乳幼児期から壮年期に対しての口腔について考えていく。