挨拶・事業

基本方針

公益法人日本歯科衛生士会との連携のもと、健康な生活を送るための基本となる「歯と口腔の健康」を支援する専門職団体として、歯科衛生士の資質の向上及び倫理の高揚を図るとともに各地区と連携を取りながら、県民の歯科衛生士の普及および口腔機能の維持増進に資することを目的に取り組む

会長あいさつ

日頃より本会の活動および運営にご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

高知県歯科衛生士会は、諸先輩方のご尽力により、1966年に任意団体として発足し、2020年から一般社団法人高知県歯科衛生士会となりました。58年存続できていることを会員として誇りに思うと同時に、今回、会長として就任し改めて、任務の遂行に責任を感じています。今後は、パラダイムシフト(働き方の多様化を含め)古き良きものは守り続け、新たな改革も必要であると考えています。歯科衛生士の資格を有している多くの方が意欲的であり魅力ある職種につながるよう自ら描ける「キャリアマネジメント」、ライフバランスに併せて長く勤務できるよう支援していきたいと思います。

高知県では、住み慣れた地域で、安心して暮らし続けることを目指しています。本会では、その目標に即した持続可能性を視野に活動を展開していきたいと考えています。「働きざかり世代をターゲットにした対策の強化」では、歯周病予防のための講演、「中山間地域を含めた医療・福祉・介護サービスの基盤強化」については、高知県歯科医師会の「在宅歯科連携室」との連携を強固し、先生方の指導のもと緊密な体制となるよう取り組み、マンパワーの確保・充実を図り、在宅医療への積極的な介入等に力を注ぐとともに一方では、健康寿命を延伸するための歯科衛生士の着眼点を活かした「オーラルフレイル」からのフレイル予防のための早期発見(リスク予防)が出来ればと考えています。また、次世代を担う子どもたちの「歯肉炎」予防また、口腔機能管理として「口腔機能発達不全症」予防にも取り組んでいきたいと思います。本会には、4つの支部(中央・東部・西部・幡多)があり、地域の方々に応じた関わりを実施しています。

今後は、高知県歯科医師会の先生方のご支援のもと、会員増と組織拡大に取り組み社会のニーズに応えられる歯科衛生士会として邁進していきたいと思います。どうか今後とも皆様のご支援とご協力を心からお願い申し上げます。

会長 大野由香

会の事業内容

  • 歯科衛生士の資質向上のための研修会開催
    高知県歯科衛生士会の研修会および日本歯科衛生士会の研修会
    日本歯科衛生士会では、特定する専門分野において高度な業務実践の知識・技能を有すると認められた歯科衛生士に「認定歯科衛生士」認定証を交付
  • 地域歯科保健活動(市町村での地域歯科保健活動(保育園等)、高齢者の健康教室への協力・支援、歯の衛生週間のイベントの協力、休日急患歯科診療の協力)
  • 復職支援研修会(高知県歯科医師会・高知学園短期大学共催)
  • 高校生・社会人のための歯科衛生士体験(高知県歯科医師会・高知学園短期大学共催)
  • 関係団体との連携:歯科医師会(各地域の在宅歯科連携室への協力)、歯科技工士、栄養士会等
  • 離職防止および復職支援(再就職のための研修会)、歯科医師会と連携し再就職のための相談窓口

令和6年度~ 役員

会長 大野由香
副会長(総務) 野村加代
副会長(事業) 清岡香織
専務 坂本まゆみ
理事(学術) 佐竹由紀子、岩本芳美
理事(地域保健) 寺田直美、澁谷和枝、中山緑
理事(広報厚生) 植田智香
理事(災害対策) 植田智香、浜田結
理事(会計) 田村理沙、中石裕子
監事 片岡千香、植田彩子
特別顧問 堤智子、小島久美
支部長(高知支部) 大中智美
支部長(東部支部) 小松麻矢
支部長(西部支部) 野口あき
支部長(幡多支部) 沖友里